2007年問題
団塊の世代の大量退職にあたり、IT現場からレガシーシステム(いわゆるメーンフレームと呼ばれる汎用コンピューターなどの旧式の情報システムのこと。今も現役で使用されている)を開発してきた技術者がいなくなる問題。
レガシーシステムは独自OSを使用しており、中身を知っている人材がそのメーカーごとのSEに限られるので運用管理などはそのメーカーに頼む意外に方法がありません。その為、競争原理が働かずにUNIXやWindowsなどのいわゆるオープン系と比べてコストは高くなりますが、信頼性や安定性に優れているといったメリットがあります。企業の中枢となる機関業務や、銀行のオンラインシステムにはレガシーシステムが使われています。