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GDPデフレーター

基準年に対してその年のインフレ率(物価の変動率)を考慮したGDPを実質GDPといい、インフレ率を考慮しない表面的なGDPが名目GDPといいます。GDPを計算するうえで使用する物価指数のことをGDPデフレーターといいます。GDPデフレーターは物価水準のものさしとなります。

 
名目GDP インフレ率を反映しないGDP
物価動向(=GDPデフレーター)を考慮に入れない、その年の数字上の国内総生産
実質GDP インフレ率を反映したGDP
物価動向(=GDPデフレーター)を反映した、実質的な国内総生産

名目GDP÷GDPデフレーター=実質GDP


実質的な収入と生活水準は物価の上昇率によって決まります。例えば、年収が500万円から600万円に上がった人がいる場合、物価水準が去年と同じであれば20%の収入アップです。しかし、同時に物価が20%上昇していたとしたら実質的な生活水準は変わりません。もし、物価が30%上昇していれば、生活は前年よりも苦しくなります。500万円と600万円を単純に比較するのではなく、物価上昇率の影響を加味することにより実質的な収入の程度がわかるようになります。


例えば、500万円の収入の場合、50万円の商品が10個買えます。物価上昇率が10%なら、商品の値段は55万円になるので、10個買うには550万円の収入がないと、実質的には昨年と等しくなりません。収入が600万円に増えれば、10%の物価上昇率を考慮した場合は、「600万÷1.1=545.5万円」になります。つまり、実質的な収入は約9%増えたことになります。


このように、GDPデフレーターは総合的な物価指数で実質的なGDPを算出します。




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