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用語集

ゼロ金利政策

ゼロ金利政策とは、日銀の金融政策の一つで銀行間の短期の資金の貸借に関する金利をゼロに誘導するもので、短期金利、長期金利の低下を促すというものです。


日銀が金融政策のターゲットにしている金利は、従来の公定歩合でしたが、現在は無担保コール翌日物金利になっています。1993年3月に日銀は、無担保コール翌日物金利の誘導目標を市場最低の0.15%に下げて、ほぼゼロとし、ゼロ金利政策が導入されました。

これで金融手段として金利をコントロールすることについては手詰まりとなり。その後は日銀からの供給資金量、つまり日銀当座預金残高をターゲットとする量的緩和を導入するに至りました。